事業の地域・社会性について　│　株式会社エミック

脳卒中や心筋梗塞に代表される現代の成人病は、日本人の食生活の変化などにより、
今後益々増加していくことと思われます。
又高齢化社会を迎えている現在は、医療費の増大などが大きな社会問題となっており、事態は深刻になりつつあります。
今までは、このような病気に対する治療方法としては、全身麻酔で局所を開いて手術を行う方法が主流であった為、
高額で患者の体への負担も非常に大きいものでした。
その点、カテーテルを使用したステント治療方法は、手首などの血管を利用して行われるので、
短時間で治療が済み、体的にも費用的にも患者への負担が少なくなります。
例えば、土曜日にステントを入れて日曜日に帰宅、月曜日からは普段通りに出勤という事も可能となります。
最後に、ステントの電解研磨加工の成功をきっかけに、今後様々な医療機器への展開が期待でき、
高品質な付加価値の高い製品の開発も期待できます。
これは今後の国内の新たな産業創出に繋がることとなり、地域経済への貢献も十分期待できると考えられます。